警察庁の松本光弘長官は23日の記者会見で、全国の警察が先月中旬から今月22日までに通報などを受けて取り扱った遺体のうち15人が新型コロナウイルスに感染していたと明らかにした。19日までの11人から東京都で3人、埼玉県で1人増えた。
15人の内訳は東京都9人、埼玉県と兵庫県が各2人、神奈川県、三重県が各1人。いずれも中高年の男性で、自宅で倒れて病院に搬送後に死亡が確認されるケースが多かった。死因が新型コロナウイルス以外の人もいるという。
警察は対応する際に2次感染を防ぐため、亡くなった人に発熱やせきの症状がなかったかを親族らから聞き取るなど生前の状況把握を徹底している。警察官はマスクや手袋などを着用して対応しているという。
一方、全国で22日までに感染が確認された警察職員は、10都府県警と皇宮警察、関東管区警察局の73人に上ることも明らかになった。多いのは愛知県警24人、警視庁21人、兵庫県警14人など。【町田徳丈】