宮崎県延岡市は新型コロナウイルス感染拡大の影響で勤め先が休業するなどした市民を救済するため、200人規模で市の会計年度任用職員(非常勤)として募集する緊急雇用創出事業を打ち出した。24日から応募を受け付ける。【重春次男】
会計年度任用職員は非常勤職員の待遇改善のため、改正地方公務員法などで2020年4月からスタートした制度。市によると、対象は勤め先が休業したり、解雇されたりした市民の他、内定取り消しで市内の実家に帰省中の人や収入が著しく減少した人など。雇用期間は1~6カ月程度で、感染拡大の状況によって21年3月末までを限度に任期の更新も検討するという。
業務は、道路・公園の草刈りや清掃▽書類や物品の整理▽施設の点検・調査▽データ入力、事務補助――があり、職種や勤務時間・日数は相談に応じる。他事業所での兼務も可。1日6時間半働き月20日間勤務した場合の給与は月約12万円で、勤務条件によって各種社会保険も適用する。
また、小学校休校で利用が増加する放課後児童クラブなどの要員約30人も募集する。
独自の事業者支援も
市独自の事業者支援も実施に向けて準備を進めている。売り上げが急減しているが国の支援制度から外れる市内の中小・小規模事業者向けに「緊急支援給付金」を支給する方針。3密(密閉、密集、密接)を避けるために料理のテークアウトを始めた飲食店をPRする支援にも取り組む。
21日に対策を発表した読谷山洋司市長は「ゴールデンウイークを前にし、少しでも早く市民の不安を解消したい」と話した。
会計年度任用職員の応募は、24日から市ホームページでダウンロードできる履歴書などを記入し、市役所に郵送か、持参で。応募先、問い合わせは市職員課(0982・22・7007)。