新型コロナウイルスの感染が拡大する中、大型連休中に多くの人が沖縄県を訪れる可能性があるとして、同県の玉城デニー知事は27日、記者会見を開き、「皆さんの愛する沖縄を守るため、どうか今は来県や帰省を我慢してほしい」と県外在住者の来県自粛を強く呼びかけた。
同県では4月に入って感染者が急速に増え、玉城知事が8日、県外からの来県自粛を呼びかけた。23日からは商業施設などに休業を要請している。しかし、日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)の27日夕の説明によると、4月29日~5月6日の連休中、JALグループの日本トランスオーシャン航空(JTA)を含めて県内の空港を発着する航空機の予約者数は、到着約2万人、出発約1万8000人となっている。
県内の感染者は27日現在、137人で、感染症の病床数が
逼迫
( ひっぱく ) しつつある。玉城知事は会見で、なお多くの人が観光などで来県することに懸念を示し、「主要な観光施設は軒並み休業しており、観光や人との触れ合いを楽しむことは到底かなわない」と強調。その上で、「収束後にぜひ笑顔で訪れてほしい。その時は最大限のおもてなしでお迎えさせていただく」と呼びかけた。