マスク50枚全世帯に無料配布 福島・只見町 高齢化率高く「町民の安心感に」

新型コロナウイルス感染拡大予防のため、福島県只見町は5月1日から、町内の全世帯など約1900戸にマスクを50枚ずつ無料配布することを決めた。町が卸売業者に相談し、一括購入した。
町の広報誌などを配る各集落の連絡員などに協力を求め、1世帯の人数によらず、全世帯に50枚入りの不織布マスクを1箱ずつ配る。約650万円の購入費は予備費を充てるという。
同町を含む福島県会津地方では26日現在、感染者は確認されていない。町によると、同町は高齢化率が高く、町役場にも町民から「マスクが買えない」といった不安の声が寄せられていたという。
同町の新国(にっくに)元久・総務課長は「外出自粛で息苦しい状況が続いているが、町としてマスクを届け、マスクが手元にあるということで町民の安心感につなげていきたい」と話している。【三浦研吾】