新型コロナウイルスの感染拡大を受けて政府が緊急事態宣言を出してから7日で1カ月を迎えた。この1カ月間で全国の感染者は約1万1千人、死者は479人、それぞれ増加した。1日当たりの新規感染者数は減少傾向がみられるが、対策の緩みを警戒する政府は5月末までの延長を決定。14日には専門家会議が最新状況を評価し、政府は評価次第では宣言解除もあり得るとしている。
共同通信の集計によると、7都府県に宣言が出された4月7日時点で、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を除いた国内の感染者数は計4450人。当初の期限の5月6日には1万5457人に拡大した。