新型コロナウイルスに職員が感染してクラスター(感染者集団)が発生し、全面閉鎖していた大津市役所本庁舎が7日、業務を再開した。
市によると、これまでに市役所の本館にある都市計画部と建設部で計11人が感染。市は感染拡大を防ぐため、4月25日から本庁舎を閉鎖し、本庁職員約1200人を自宅待機させていた。
資産税課へ書類を受け取るために訪れた同市在住の司法書士山内大輔さん(32)は「閉鎖が急で対応に苦労した。再開してくれてありがたい」と話した。
市は再開後も全職員を2班に分け、自宅と庁舎で勤務する2交代制を当面続けるとした。