遺体に刺されたような傷=捜査本部設置、殺人容疑も視野―埼玉県警

埼玉県和光市の駐車場にあった軽自動車内から遺体が見つかった事件で、埼玉県警は11日、身元を住所、職業不詳の岩渕和政さん(31)と発表し、死体遺棄事件として朝霞署に捜査本部を設置した。岩渕さんの上半身には刃物で刺されたような傷が複数あり、捜査本部は殺人容疑も視野に入れて捜査をしている。
捜査本部によると、岩渕さんの遺体は、月決め駐車場にあった軽自動車の後部に横たわった状態で見つかった。車は都内の会社が使用していたが、盗難届が出されていた。
捜査関係者によると、遺体は布のようなものに包まれ、その上からクラフトテープのようなもので巻かれ、足だけが見えた状態で発見されたという。
[時事通信社]