菅氏、黒川氏人事「影響なし」 検察定年延長見送り

菅義偉官房長官は19日の記者会見で、検察官の定年を延長する検察庁法改正案の今国会での成立見送りを受け、黒川弘務東京高検検事長(63)の人事に与える影響について「全くない」と強調した。黒川氏は官邸に近いとされ、次期検事総長に充てる目的で、政府が1月に異例の定年延長を閣議決定したと批判されている。黒川氏が次期検事総長に起用されるかどうかが焦点になっている。
菅氏は黒川氏の定年延長を可能にした法解釈変更を巡り、国民への周知の必要性を問われると「検察官の人事制度に関わることなので、周知の必要はなかった」と述べ、適切な対応と説明した。