「あんたの裸、みんなで見たよ。セクシーだねぇと言われた」 東京入管の女性収容者が「辱め被害」訴え

東京出入国在留管理局(東京入管)の収容施設に長期拘束(収容)されている外国人女性たちが4月下旬、職員らによって組織的な虐待、セクハラを受けていたという疑惑をめぐり、収容中の難民申請者の女性が、手紙を通じて被害を訴えた。 裸同然の姿で乱暴に扱われ、その様子をビデオ撮影されたうえ、後日、職員に「あんたの裸をみんなで見たよ。あんたは本当にセクシーだね」と言われたのだという。5月17日におこなわれた有志の国会議員らによるヒアリングの中で、女性の代理人弁護士が明らかにした。(ジャーナリスト・志葉玲) ●コンゴ民主共和国の女性が被害を訴えた 法務省・出入国在留管理庁(入管庁)は、国連の難民条約に基づき、紛争や迫害から、日本に逃げてきた難民を庇護する責任がある。 だが、日本の難民認定率は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の年次報告書でも名指しされるほど、諸外国にくらべて低く、一度「不認定」とされた難民申請者は、再審査の手続き中であっても、入管庁の収容施設に収容される。 今回、被害を訴えた女性、Aさんも難民申請者で、現在も紛争が続くアフリカのコンゴ民主共和国の出身だが、東京入管の施設に収容中だ。 先日の筆者記事(https://www.bengo4.com/c_16/n_11222/)で書いた通り、今年4月25日、新型コロナウイルス感染を恐れた被収容者の女性たちが説明を求めたところ、男性職員を含む入管職員が女性たちを暴力的に「制圧」した。 この際に、Aさんも耐え難い屈辱を受けたという。 ●女性「私は大変に辱められた」 Aさんは支援者の協力を得て、福島みずほ参院議員に手紙で自身の被害を訴えた。その内容を一部引用しよう。 「収容センター側のリーダーたちは(仮放免を求める訴えに対し)十分説得力のある説明をしなかったのです。女性の担当官たちはこれに粗暴な態度で返し、続いて男性の職員たちを呼びました(中略)男の担当官たちは私の部屋まで入って来て、力いっぱい掴まれていたのでほとんど裸状態になっていた私を、その状態のまま乱暴に、手にしていたビデオカメラであらゆる方角(原文ママ)から撮影しました」 「(後日、入管の職員が)単刀直入に馬鹿なことを言ったのです。”私たちみんな、あんたの裸をライブで見たよ。そのフィルムをビューワーでずーっと見た。あんたはほんとにセクシーだねぇ”と彼女は言いました」(Aさんの手紙より)
東京出入国在留管理局(東京入管)の収容施設に長期拘束(収容)されている外国人女性たちが4月下旬、職員らによって組織的な虐待、セクハラを受けていたという疑惑をめぐり、収容中の難民申請者の女性が、手紙を通じて被害を訴えた。
裸同然の姿で乱暴に扱われ、その様子をビデオ撮影されたうえ、後日、職員に「あんたの裸をみんなで見たよ。あんたは本当にセクシーだね」と言われたのだという。5月17日におこなわれた有志の国会議員らによるヒアリングの中で、女性の代理人弁護士が明らかにした。(ジャーナリスト・志葉玲)
法務省・出入国在留管理庁(入管庁)は、国連の難民条約に基づき、紛争や迫害から、日本に逃げてきた難民を庇護する責任がある。
だが、日本の難民認定率は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の年次報告書でも名指しされるほど、諸外国にくらべて低く、一度「不認定」とされた難民申請者は、再審査の手続き中であっても、入管庁の収容施設に収容される。
今回、被害を訴えた女性、Aさんも難民申請者で、現在も紛争が続くアフリカのコンゴ民主共和国の出身だが、東京入管の施設に収容中だ。
先日の筆者記事(https://www.bengo4.com/c_16/n_11222/)で書いた通り、今年4月25日、新型コロナウイルス感染を恐れた被収容者の女性たちが説明を求めたところ、男性職員を含む入管職員が女性たちを暴力的に「制圧」した。

この際に、Aさんも耐え難い屈辱を受けたという。
Aさんは支援者の協力を得て、福島みずほ参院議員に手紙で自身の被害を訴えた。その内容を一部引用しよう。
「収容センター側のリーダーたちは(仮放免を求める訴えに対し)十分説得力のある説明をしなかったのです。女性の担当官たちはこれに粗暴な態度で返し、続いて男性の職員たちを呼びました(中略)男の担当官たちは私の部屋まで入って来て、力いっぱい掴まれていたのでほとんど裸状態になっていた私を、その状態のまま乱暴に、手にしていたビデオカメラであらゆる方角(原文ママ)から撮影しました」
「(後日、入管の職員が)単刀直入に馬鹿なことを言ったのです。”私たちみんな、あんたの裸をライブで見たよ。そのフィルムをビューワーでずーっと見た。あんたはほんとにセクシーだねぇ”と彼女は言いました」(Aさんの手紙より)