25日午前11時15分ごろ、東京都品川区東大井1の国道交差点で、馬がワゴン車と衝突した。警視庁大井署によると、約1・5キロ離れた大井競馬場(同区勝島)から逃げた誘導馬で、駆け付けた競馬場関係者に保護され、競馬場に搬送され治療を受けている。車を運転していた男性にけがはなかったが、馬は出血していた。
同競馬場によると、逃げたのは2016年の引退までに重賞などで17勝を挙げた13歳の「セイントメモリー」。現在は、レース前にパドックから本馬場まで競走馬を先導する役割を担っている。25日午前11時ごろ、馬小屋近くで運動中に大きな音に驚き、係員を振り切って高さ約1・6メートルの鉄製の門を飛び越えて公道に出たという。
セイントメモリーの獲得賞金は計1億5000万円を超え、同競馬場の広報担当者によると、南関東の地方競馬では有名で、ファンも多いという。【柿崎誠】