「市民感情として無視できない。厳罰を」黒川前検事長らを告発 常習賭博容疑など

新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言中に新聞記者らと賭けマージャンをした黒川弘務・前東京高検検事長(63)が辞職した問題で、市民団体が26日、黒川氏ら4人に対する賭博や常習賭博、贈収賄容疑での告発状を東京地検に提出した。
告発状によると、黒川氏と産経新聞記者2人、朝日新聞社員は5月1日と13日、東京都中央区の産経新聞記者宅で刑法の賭博罪に当たる1000点100円のレートで賭けマージャンをしたとしている。法務省の調査で3年前から月1、2回程度繰り返していたことが明らかになり、常習賭博罪にも当たると指摘。黒川氏を自宅に送ったハイヤー代は賄賂に当たるとした。
告発したのは「検察庁法改正に反対する会」。記者会見した岩田薫共同代表(67)は「市民感情として無視できない。厳しく処罰すべきだ」と訴えた。産経新聞社広報部は「調査結果が固まり次第、厳正に対処します」、朝日新聞社広報部は「信頼を損ねたことを改めておわびします」とそれぞれコメントを発表した。
同問題を巡っては、他にも複数の団体や個人が地検や最高検に告発状を送付している。【二村祐士朗】