高齢者からキャッシュカードをだまし取る特殊詐欺で現金引き出し役を担う「出し子」が、カレーの具材を入れた買い物袋を手に現れ、摘発される事例が大阪府で相次いだ。買い物帰りの住民を装って地域に溶け込み、職務質問を逃れようとしたと府警はみている。
府警は今月12日、90代女性らのカード3枚を使って現金計約120万円を引き出したとして、窃盗容疑で京都府の無職少年(19)を逮捕した。現金自動預払機(ATM)近くの防犯カメラに、長ネギがはみ出た買い物袋を持つ少年が写っていた。
少年のスマートフォンには、カレールーや野菜の購入を促す指示役からのメッセージが残っていた。