茨城県ひたちなか市と神栖市、大洗町は8日、今夏は海水浴場を開設しないことを決めた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、他県で海水浴場の開設中止が相次ぎ、利用客が集中する可能性が高く、感染防止策を講じることが難しくなったなどとしている。県によると、県内18の海水浴場すべてが開設中止となった。
8日に開設中止が発表されたのは、阿字ケ浦海水浴場、平磯海水浴場、姥の懐マリンプール(ひたちなか市)▽日川浜海水浴場、波崎海水浴場(神栖市)▽大洗海水浴場、大洗サンビーチ海水浴場(大洗町)――の7カ所。いずれも7月中旬~8月下旬に開設する予定だった。
開設中止は、利用客が集中して感染対策が難しくなることをはじめ、感染拡大の影響でライフセーバーの講習会や訓練を十分に実施できずに必要な人員を確保できないこと、結果として安全な運営が難しいことも理由に挙げた。2019年の海水浴客数は、ひたちなか市が約10万2300人、神栖市が約5万人、大洗町が約19万3300人。【鳥井真平、根本太一】