宿泊料最大6割引き 岐阜県が割引券発行 県内限定、愛知・三重に拡大も検討

新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた観光産業を支援しようと、岐阜県は16日から、県内のホテルや旅館計約700施設で宿泊料金が最大6割引きとなる券を発行する。全国的には感染が十分に抑えられていないと判断し、県内在住者のみ利用可能。9月30日のチェックアウトまで活用できる。
割引券は3種類ある。大人1人以上が計1万円以上の予約をした場合6000円▽大人2人以上が計2万円以上の予約をした場合1万2000円▽大人2人以上が計3万円以上の予約をした場合1万8000円――をそれぞれ割引する。計3100枚用意し、旅行サイト「じゃらんnet」を通じて発行。会員登録する必要がある。
事業規模は約4000万円。県の今年度当初予算のうち、ウイルス感染拡大で中止となったイベントの関連費などを充てる。今後は、愛知、三重両県民が岐阜県内の宿泊施設を利用する際も使える割引券の発行を検討する。
県によると、中国で春節(旧正月)の大型連休が始まった1月24日から5月31日までに、県内の宿泊施設の予約取り消しは、少なくとも約15万人という。【黒詰拓也】