新型コロナウイルスに感染したと言ってスーパーの業務を妨害したとして、茨城県警結城署は17日、結城市結城、無職、古川敏明容疑者(68)を威力業務妨害の疑いで逮捕した。「覚えていない」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は、3日午後8時40分ごろ、結城市内のスーパー店内で店員に「俺はコロナだからこの店にぶちまけてやる」などと言ってマスクを外してくしゃみをするなどし、店内の消毒や除菌の作業を実施させて店の業務を妨害したとしている。
同署によると、3日午後10時ごろに店が署に連絡。防犯カメラの映像などから古川容疑者の関与が浮上した。古川容疑者の感染は確認されていないという。【川島一輝】