島根県立しまね海洋館アクアス(島根県浜田市、江津市)で20日、2000年4月の開館時から来館者を楽しませてきたゴマフアザラシの「さくら」(雌22歳)への感謝状贈呈式があった。開館20周年イベントの一環で、さくらが2月に産んだ雄の子どもの命名式もあった。
さくらはこれまで9頭の子を産み、うち4頭と同館で暮らす。やや神経質というが、食欲旺盛で体重は91キロ。式では飼育員から贈られた感謝状を上手に前足で受け取った。
子アザラシの名前は飼育員が考えた四つの候補に同館のフェイスブックなどで投票してもらい、最も多かった「だいふく」に決まった。誕生時9・4キロだった体重は現在35キロ。丸々とした体形と、コロナ禍の後に大きな福が訪れるようにとの願いから名付けられた。
広島市の小学2年、磯部うららさん(8)は「9頭も産んだなんてすごい。2頭とも目がくりくりしてかわいい。仲良く長生きしてほしい」と話した。
また、同館はコロナ禍で休止していたシロイルカショーなどのイベントを22日から再開する。【竹内之浩】