特殊詐欺被害を間一髪で防いだとして、埼玉県警寄居署は、セブンイレブン深谷小前田店(深谷市小前田)と店員の継田(ままだ)真梨さん(21)に感謝状を贈った。
同署によると、継田さんは12日、70代の男性客が電子マネー30万円分を買おうとしたため「何に使うんですか」と尋ね、加藤健太店長(35)と警察に相談するよう説得。客はかたくなに「大丈夫」と答えながらも「警察に相談します」と話し、車で立ち去った。
客が他店で電子マネーを購入するのではないかと継田さんらは不安に思い、別の店員が男性の車のナンバーを書き留め、加藤店長が同署に通報した。
同署員はナンバーを手がかりに客の元へ駆けつけた。客は既に特殊詐欺グループに電子マネー20万円分を使用するためのコードを伝えてしまっていたが、警察官が支払いの差し止めを事業者に依頼して間に合い、被害はなかった。
継田さんは「心配だったが、被害がなく本当に良かった」。小田智一署長は「迅速な通報のおかげで防止できました」としている。【中川友希】