「銀河」の名が付く水槽を泳ぐマイワシが照明の光を浴びてきらびやかに周辺を光らせ、まるで宇宙空間に人が立っているような幻想的な風景を生み出していた。
北海道登別市の水族館「登別マリンパークニクス」で人気の「イワシのパフォーマンス」。1日2回の餌の時間を利用し、光と音楽の演出で水槽を回遊するイワシの動きを楽しむ企画で、2014年から始まり、季節ごとの演出をしてきた。
今年4月に初リニューアルし、LED照明を増設し演出を一新。しかし、春バージョンは新型コロナウイルス感染拡大による臨時休業で、14日間しか披露できなかった。今月1日に営業を再開し、夏バージョンを公開中。9月に秋、12月に冬と演出を変える予定だ。
楕円(だえん)形の「イワシの銀河水槽」(横約10メートル、奥行き約5メートル、水深2・7メートル)では、約1万匹のマイワシが回遊。照明が色鮮やかに変化し、餌の投入や光の明暗などで演出し、イワシが波打つように動く。餌を食べるため口を開けて回遊するイワシの姿を間近に見ることもできる。
手すりや座席の消毒を徹底するなどの感染予防対策を実施。新型コロナの影響で観光客の数は激減したが、須川英治支配人(51)は「これを見るために訪れる方もいます。ぜひ癒やされてほしい」と話した。【貝塚太一】