やることが常軌を逸している。丸刈りにしただけでなく鼻に穴まで開けていたというから、恐ろしい母娘だ。
香川県高松市の弁当販売店でアルバイト女性(25)の左鼻に無理やりピアスの穴を開けたとして、店員の河野裕子容疑者(35)が18日、傷害の疑いで県警高松南署に再逮捕された。河野は母親で、店長の中條久美子被告(53)と共に8日、同じ女性を丸刈りにした暴行の罪で起訴されている。
今年4月、河野容疑者はアルバイトの女性A子さんが遅刻したことに激高。同月27日朝、無料通信アプリで「おどれ言うことをきかなこうなるんじゃ」「今日ミッションありじゃ」とメッセージを送信。買ってきたピアッサーをA子さんの左鼻に押し当て、穴を開けた。A子さんはこれまでも再三にわたり、河野容疑者から暴行を受けていた。
弁当販売店は店長の中條被告と河野容疑者の他に、A子さんと50歳のB子さんがアルバイトとして働いていた。母親の中條被告も先月7日午後6時ごろ、客から「弁当が出てくるのが遅い」と文句を言われたことにブチギレ、B子さんを複数回、蹴り上げ、全治3週間のケガを負わせている。
「鼻ピアス事件」の1週間前の4月20日、客から「弁当に髪の毛が混入している」というクレームが入ると、母娘は烈火のごとく怒り狂った。河野容疑者はA子さんに「髪きれ言われたら はいだけいうとけ」「おどれ いうこときかんのか」とメッセージを送り、営業時間中に「髪、坊主にしな」と迫った。河野容疑者はA子さんの頭をつかんで店内にあった段ボール箱の中に突っ込み、頭を押さえつけながら、髪の毛をハサミでジョキジョキと切り落とし、丸刈りにした。
「A子さんのお姉さんから、『妹の様子がおかしい』という相談があり、捜査を始めた。A子さんは恐怖のあまり抵抗できず、誰にも相談できないまま我慢するしかなかった。余罪がまだあるとみて調べを進めている」(捜査事情通)
近隣住民が河野容疑者についてこう話す。
「弁当屋を手伝う前は、数年間、近所のスーパーでレジ打ちをしていました。小柄できれいな方ですよ。お子さんは男女3人いて、よくしゃべる、すごく愛想のいいお母さんって感じです。そんなことをしていたなんて、信じられません」
近所では愛嬌を振りまく一方、一歩、弁当屋の中に入ると「鬼女」と化していた。