昨年7月の参院選を巡る大規模買収事件で、衆院議員の河井克行・前法相(57)(自民党を離党)と妻の案里・参院議員(46)(同)の逮捕容疑となった現金提供先94人に含まれる地元議員と首長40人の詳細が判明した。提供総額は1680万円に上り、取材に対し、40人のうち10人が現金の受領をおおむね認めた。
関係者によると、40人の内訳は、提供当時の肩書で、首長が天満
祥典
( よしのり ) ・三原市長(73)、小坂真治・安芸太田町長(71)(今年4月に辞職)の2人(計170万円)。広島県議14人(同710万円)、広島や呉など6市の市議21人(同730万円)、町議3人(同70万円)。残る54人は後援会や陣営関係者らで、提供額は計約890万円に上った。
取材に対し、議員と首長40人のうち15人は「受け取っていない」などと否定、残る15人は25日までの取材に「ノーコメント」としたり、質問状に回答がなかったりした。