熊本豪雨、心肺停止18人に 行方不明は24人 30地区が孤立

梅雨前線停滞による熊本豪雨の熊本県内の被害状況(4日午後10時時点)を同県は5日、心肺停止18人、行方不明24人と発表した。
心肺停止となっているのは、球磨村渡の特別養護老人ホーム「千寿園」の入所者ら14人と同地区1人▽芦北町2人▽津奈木町1人。千寿園では他の入所者約50人を医療機関に移送した。健康状態は不明という。行方不明は球磨村12人、芦北町7人、人吉市3人、津奈木町2人。
道路寸断などにより少なくとも30地区が孤立している。14市町118カ所の避難所に129世帯1615人が身を寄せている。【清水晃平】