小野泰輔氏、敗北受け入れ「熊本戻りボランティアを」

任期満了に伴う東京都知事選は5日投開票され、無所属現職の小池百合子氏(67)が300万票を超える圧勝で、再選を果たした。前回2016年の約291万票を上回り、れいわ新選組代表の山本太郎氏(45)、元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)、元熊本県副知事の小野泰輔氏(46)、NHKから国民を守る党(N国)の党首、立花孝志氏(52)らを退けた。
午後8時10分、くまモンの刺しゅうが入ったマスクをした小野氏はJR目黒駅前の選挙事務所に姿を見せた。「このような結果ですけれども、何の悔いもありません」。すがすがしい表情で自らの敗北を受け入れた。
維新の推薦を受けて熊本県副知事から都知事選に挑んだ。コロナ対策で一躍脚光を浴びた維新副代表の吉村洋文大阪府知事(45)の人気にあやかりたかったが、選挙戦当初から課題としていた知名度の低さを最後まで覆せなかった。
選挙戦終盤に起きた熊本県南の豪雨災害に対し、「何でこんなタイミングで起きるんだ。昨日も泣きながら演説してました」と嘆きつつも、「すぐにでも熊本に戻って災害ボランティアをしたい」。今後は拠点を熊本に戻し活動していくという。(富張 萌黄)