北広島町議長が議員辞職表明 克行前法相から20万円受領 表明は5人目

参院議員の河井案里被告(46)=広島選挙区、自民党を離党=が初当選した2019年参院選を巡り、案里議員と共に公職選挙法違反(買収など)で起訴された夫で前法相の衆院議員、克行被告(57)=広島3区、同=から、現金20万円を受け取ったと認めた広島県北広島町議会の宮本裕之議長(61)が15日、議員辞職する意向を明らかにした。金銭授受を認めた県内の地方議員や首長が辞意を表明したのは5人目。
この日の町議会全員協議会で「9月12日の本会議以降に辞表を提出させていただきたい」と述べた。宮本氏は19年3月下旬、自宅を訪ねてきた克行議員が白い封筒に入った20万円を置いていったと証言していた。
東京地検特捜部は夫妻が19年3月下旬ごろから8月上旬ごろまでに、地方議員ら100人に案里議員への投票や票の取りまとめを依頼する趣旨で計約2900万円を提供したとして、同法違反で起訴。責任を取る形で、現金の受領を認めた天満祥典・前三原市長ら首長と地方議員の4人が辞職している。【中島昭浩】