7月豪雨、西日本豪雨上回る 梅雨前線、異例の長期停滞 気象庁分析へ

九州を中心に各地に被害をもたらしている7月の豪雨について、気象庁は16日、全国の総降水量(速報値)が14日時点で25万ミリを超え、2018年の西日本豪雨(約23万ミリ)を上回ったと発表した。活発な梅雨前線が異例の長さで停滞し、記録的な雨量を招いたとみて分析を進める。
気象庁が全国964地点の観測結果をまとめたところ、降り始めの3日から12日間の総降水量は25万3041ミリに上った。雨は17日以降も降り続く見込みで、総降水量はさらに増える可能性がある。200人以上の死者・行方不明者を出した西日本豪雨(6月28日~7月8日)は11日間で23万3453ミリだった。
気象庁は「近年は大雨が増えており、温暖化による水蒸気量の増加が影響している可能性がある。今後も短時間の大雨は増えると予測される」としている。【黒川晋史】