新型コロナウイルスによる国内の死者が20日、新たに東京都と埼玉県で1人ずつ確認され、全国で計1001人となった。死者が確認されたのは33都道府県で、70歳以上が計782人と全体の8割近くを占めた。感染拡大で医療体制が逼迫(ひっぱく)した4、5月に計845人と死者が集中していた。
都道府県が発表する死者情報や、クルーズ船と空港検疫で確認された死者計14人の資料を基に毎日新聞が集計した。男女別では男性589人、女性352人。残りの60人は遺族の同意が得られないことなどを理由に非公表または確認中とされた。
死亡時期は2月12人、3月66人で、4月は408人と急増した。5月もさらに増えて437人。その後は6月65人、7月13人だった。東京都や兵庫県、京都府などは死亡日が非公表・不明のケースがあったため、死亡が確認された日を死亡時期とした。
年代別では、80代が最も多く、70代、90代以上、60代――と続く。一方、50代以下は年齢が下がるほど死者は少なくなっており、20代は東京都で確認された三段目力士の勝武士(当時28歳)の1人のみ。自治体が年代を非公表または確認中としたのは81人に上った。
都道府県別では、東京が最も多く全体の3割を超えた。他に多かったのは北海道、神奈川、大阪、埼玉など。5人の死亡が確認された愛媛県は「プライバシーの保護や遺族の意向に配慮している」として、いずれも死者の性別や年代を明らかにしなかった。【島田信幸】