京都市立病院でクラスター 看護師と患者計7人が新型コロナ感染 外来診療停止

京都市立病院(同市中京区)は20日、看護師と入院患者計7人で新型コロナウイルスの感染が確認され、院内感染によるクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。同病院は感染症指定医療機関で、新型コロナ患者を受け入れてきたが、新規の受け入れを停止。全診療科の外来診療も、21日から原則やめる。
同病院によると、17日に呼吸器内科病棟に勤務する20代と40代の女性看護師2人の感染を確認。担当する患者や同僚職員計65人のPCR検査(遺伝子検査)を実施し、20~40代の女性看護師3人と、60代と80代の男性入院患者2人の計5人で感染が確認された。いずれも無症状か軽症という。
最初に感染が確認された看護師は、新型コロナ患者を担当しておらず、感染経路は不明。同病院は更に入院患者ら約20人の検査を実施する。
20日に記者会見した黒田啓史院長は「このような事態となり、多大な心配とご迷惑をおかけして申し訳ない。感染の封じ込めに全力で努めたい」と話した。同病院は21日以降、外来診療のほか、人間ドック等を休診し、不急の予定入院を延期する。【小田中大】