課長職の異動先予想で賭博 「人事ロト」1口500円 福島・鏡石町が職員11人処分

福島県鏡石町は21日、町の人事異動の内容を予想する賭博行為をしたとして20~50代の男女職員計11人を減給10分の1(2カ月)~戒告とする懲戒処分を20日付で行ったと発表した。
町によると、処分を受けたのは複数の課の職員。このうち副課長職以下の10人は町役場内のメールシステムを利用して今年3月、定期人事異動(4月1日付)での課長職の異動先を予想し、1口500円の現金を添えて投票する「人事ロト」と称する賭博と疑われる行為をした。また、課長職の1人はこの不正行為を知りながら、すぐに上司に知らせなかった。
職員1人当たりの賭け金は500~1000円だった。3月19日に予定していた異動発表前に、この課長職が匿名で町に告発して不正行為が発覚。職員11人は事実関係を認めているという。町は須賀川署に告発した。捜査関係者によると、単純賭博の疑いで複数の職員を書類送検する方針。
記者会見した遠藤栄作町長は「再発防止の徹底に努め、信頼回復に向けて職員一丸となって取り組みたい」と陳謝した。【笹子靖、磯貝映奈】