岐阜県「流行の第2波に入った」 判断指標の一部が県基準を超過

岐阜県と岐阜市は22日、新たに6人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。また21日に確認した感染者のなかに、県立瑞浪高(瑞浪市)の生徒がいたことも判明。同高は23・24日を臨時休校とした上で、硬式野球部は県独自大会への出場を辞退する。
県内の感染者数は計200人となり、感染者数も急増。県が独自に感染症対策をする判断指標の一部が、21日時点で設定基準を上回った。県幹部は「流行の第2波に入った」との見解を示した。
県が5月時点で独自に定めた基準は(1)新規感染者数(2)PCR検査(遺伝子検査)陽性率(3)感染経路不明者数(4)入院患者数(5)重篤者数の五つ。過去2カ月以上基準値をいずれも下回っていたが、今月16日から感染者数が、20日から感染経路不明者数がそれぞれ基準値を超過した。
県は5指標のうち一つでも基準値を超えそうになった時点で「専門家の意見を聞き、新たな対策を講じるか検討する」としている。必ず対策を講じる条件は定めておらず、クラスター(感染者集団)の規模や全国の感染状況も考慮して、最終的には古田肇知事が判断することになる。県の担当者は22日夜の会見で「新たな対策を講じる段階ではない」と説明した。
一方、岐阜市は22日に感染症対策本部会議を開いた。柴橋正直市長は「第2波の入り口にいるという認識を市民と共有したい」と話した。【黒詰拓也、横田伸治】