与論島で11人感染判明…感染女性が訪れた飲食店でクラスター発生か

国内では23日、33都道府県と空港検疫で新型コロナウイルスの感染者が確認された。新たな死者は2人で、北海道の60歳代の男性と埼玉県の80歳代の男性だった。
鹿児島県では15人の感染が確認された。うち20~90歳代の男女11人は、離島・与論島の住民だった。県によると、22日に感染が判明した20歳代女性が勤務する島内の総合病院「与論徳洲会病院」(約80床)で院内感染が発生したとみられるほか、女性が会食で訪れた飲食店でもクラスター(感染集団)が起きた可能性がある。県が関係者ら80人超の検査を進めている。
同病院は島内で唯一、入院患者の受け入れ可能な医療機関で、県は病床を確保するため、一部の感染者について、海上保安庁の航空機で島外に搬送した。
47人の感染が判明した福岡市は23日、学生らの同窓会で新たなクラスターが発生したことを明らかにした。市によると、同窓会は今月11日、同市中央区内の飲食店で行われ、市内の20歳代の男子学生ら11人が参加。市は23日、このうち10人の感染を発表した。
このほか、すでにクラスターが発生したと認定されている接待を伴う飲食店3店でも感染者が計7人増えた。
21日に40歳代の男性刑務官の感染が判明した福岡刑務所(福岡県宇美町)では、20歳代の男性刑務官2人の感染が確認された。
熊本県では20~50歳代の女性3人の感染が判明し、うち1人は20歳代の荒尾市職員だった。マスク着用で勤務し、市役所で窓口対応することもあった。
沖縄県では、5人の感染が判明。うち1人は米軍嘉手納基地(沖縄市など)の基地従業員で、初めて基地従業員の感染が確認された。米兵経由で感染が起きたか調べている。