愛知県は26日、県内で新たに80人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。名古屋市では48人が判明し、うち6割超が20~30代という。愛知県では入院患者数が増え続け、県独自の指標で「危険領域」に入った。岐阜県では11人、三重県でも5人の感染が確認された。
愛知県では25日現在、過去7日間平均の入院患者数が250人を超え、県の指標では「危険領域」に達している。大村秀章知事は26日の記者会見で、入院病床について「直ちに逼迫(ひっぱく)している状況ではないが、名古屋市内(の病床)が窮屈というのは事実」との認識を示した。
岐阜県の新規感染者のうち6人は中部学院大(岐阜県関市など)に通う10~20代の学生で、同じ運動部に所属。同大に関係する感染者の確認は計10人となり、県はクラスター(感染者集団)と認定した。
三重県は10~20代の男女5人の感染を確認した。7月10日に76日ぶりに新規感染者が発表されて以来、1日としては最多。このうち2人は菰野町の看護専門学校の女子学生で、11日に一緒に名古屋市の商業施設で買い物と食事をし、22、23日にそれぞれ発熱などの症状が出たという。【野村阿悠子、熊谷佐和子、朝比奈由佳】