東京都杉並区阿佐谷南のJR阿佐ケ谷駅で26日、視覚障害者の男性が電車にはねられ、死亡する事故があった。警視庁杉並署は詳しい状況を調べている。
26日午後2時45分ごろ、同駅で小平市小川西町のマッサージ業、吉本充伸さん(51)がホームから線路上に転落。はい上がろうとしたが間に合わず、電車にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認された。
同署によると、吉本さんは目の病気で障害者手帳を持っており、事故当時も白杖を所持。現場にホームドアはなく、駅の防犯カメラに吉本さんが点字ブロック付近を歩き、足を踏み外して転落する姿が写っていた。白杖はホーム上で発見された。
電車の運転士は「非常ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているという。吉本さんは同日、高齢者へのマッサージのボランティアに参加するため外出していたとみられる。