「幻の白いオオカミ」2頭到着 コロナで遅れ、8月上旬公開 栃木

「幻の白いオオカミ」とも呼ばれるホッキョクオオカミ2頭が、栃木県那須町の那須どうぶつ王国に搬入された。今年3月からの展示を予定していたが、新型コロナウイルスの影響などで到着が大幅に遅れていた。同王国によると、国内の動物園では唯一の展示となり、8月上旬の一般公開を目指している。
ホッキョクオオカミはグリーンランドやカナダ北部に生息し、北極圏の雪景色に溶け込むような白い体毛や引き締まった体が特徴。主にウサギなどの小型哺乳類を捕食することが多いという。
搬入された2頭は雄と雌のきょうだいで、いずれも体長約1.2メートル、体重約35キロ。15日にドイツのオスナブリュック動物園から20時間かけて搬送された。王国では繁殖にも取り組む考えで、秋ごろには別の雌が到着する予定。佐藤哲也園長は「ホッキョクオオカミの生息環境に近い展示スペースも用意した。夏休みなどを利用して多くの人に見てほしい」と話した。【湯浅聖一】