「アビイ・ロード」風?Tシャツで浅草を応援 新仲見世商店街が作製

新型コロナウイルスの影響で客足が戻らない台東区の浅草新仲見世商店街を盛り上げようと、振興組合の橋本秋洋理事(45)が活動休止中のご当地キャラクターを起用したソーシャルディスタンス(社会的距離)啓発Tシャツを作った。老舗プロマイド店「マルベル堂」が販売し、医療従事者への感謝を込めた鮮やかな青のデザインが道行く人の目を引いている。【斉藤三奈子】
振興組合の若手理事らでつくる「新仲一声隊」はマスコット「新にゃか」で商店街を盛り上げてきたが、3月以降活動を休止。ご当地キャラクターのイベントも中止になり活躍の場を失った。1923年の関東大震災、45年の東京大空襲を乗り越えて100店以上が軒を並べる商店街にもシャッターを下ろす店が出るようになった。
6月、橋本さんはインスタグラムに「ソーシャルディスタンスTシャツを着て寝ていたことに気づく朝」の書き込みに気づいた。マルベル堂のスタッフの投稿だった。かつて洋品店を経営していた時に、自分が考案したTシャツが写っていた。「ご当地キャラのTシャツを作って応援しよう」と思いついた。
ビートルズの有名なアルバム「アビイ・ロード」のジャケットに発想を得て、横断歩道にマスクを着けたご当地キャラたちが距離を保って歩くデザインを考えた。新にゃかに加え、江戸川区平井商店街の「こーた」、品川区大崎駅西口商店会の「大崎一番太郎」、日本豆乳協会公認の「ちょうせい豆乳くん」の4キャラが無償で勢ぞろいしてくれて、デザイナーが明るいシャツを完成させた。
橋本さんは「大勢の人に着てもらい、コロナが収束したら浅草のイベントに参加してほしい」と話す。S、M、Lの3サイズ、2090円。問い合わせはマルベル堂([email protected])。