横浜・八景島シーパラダイスで昨年8月、ジェットコースターの乗客2人がけがをした事故で、神奈川県警捜査1課は、遊園地部門の男性管理責任者(47)とジェットコースターの男性整備責任者(46)を業務上過失傷害容疑で書類送検する方針を固めた。4日に横浜地検に送致する。
捜査関係者によると、2人はコース全長1・2キロの「サーフコースター」(6両、定員24人)の車両ブレーキの部品が摩耗して制動距離が延びていたにもかかわらず、十分な管理と整備を怠ったまま運行を継続。昨年8月4日、乗り場に停車中の車両に後続車両が追突する事故を起こし、追突した車両の最前列にいた乗客の男女2人に軽傷を負わせた疑いが持たれている。
県警は、正しい停止位置で止まれなくなっていたことは日々の運行を通して明らかで、適切な安全管理を怠らなければ、事故は回避できたと判断した。
事故を巡っては、国土交通省も先月公表した調査報告書で、ブレーキの整備不良を原因と推定。事故以前から車両が停止位置を通り越す状態が続いていたとの見方を示し、始業前点検などの徹底などを指導した。