在宅勤務中にエアガン用品など万引き 強盗傷害容疑の消防職員を懲戒免職 さいたま市

在宅勤務時間中におもちゃを万引きしたとして、さいたま市は6日、大宮消防署氷川参道出張所の小谷野修慈主査(55)を懲戒免職処分にした。
市によると、主査は6月10日午後1時半ごろ、さいたま市見沼区のおもちゃ店で、BB弾などエアガン用品9点(計約2万3000円相当)をかばんの中に入れ、追いかけてきた店員を振り払って軽傷を負わせたとしている。駆けつけた警察官に強盗傷害容疑で現行犯逮捕された。2日後に釈放され、任意で捜査が続いている。
主査はエアガン収集が趣味で、在宅勤務時間中に店を訪れていた。市の聞き取りに「新作のエアガンを見に来たが、つい取ってしまった」と話しているという。【大平明日香】