安倍首相との「すきま風」否定=菅官房長官、二階氏に共感

菅義偉官房長官は7日発売の月刊誌「文芸春秋」のインタビューで、新型コロナウイルス対応で安倍晋三首相との間に「すきま風が吹いている」とする一部の見方について、「1日2、3回は首相と会うし、何かあると必ず報告している」と述べ、重ねて否定した。
2月末に首相が一斉休校要請を決めた経緯にも触れ、「もともとは私から首相に『北海道の鈴木(直道)知事がやりたいと言っている』と伝えた話だ」と語り、自身の関与を強調した。
菅氏はコロナ終息後の時代を見据え、「『地方創生』を抜きにして日本の発展はあり得ない」と指摘。自民党の二階俊博幹事長の名を挙げ、「地方出身の先生方は皆さん、同じ思いではないか」と共感を示した。
[時事通信社]