6日午後1時20分ごろ、宮城県柴田町の白石川で、川遊びをしていた中学生から「友人2人が流された」と119番があった。宮城県警によると、町内の中学1年の女子生徒5人が川で遊んでいたところ、水深の深い場所で泳いでいた2人が流されたという。県警と消防がヘリコプターやゴムボートを出して約300人態勢で行方を捜したが発見に至らず、7日早朝から捜索を再開する。
同町によると、町内の中学校は6日は臨時休校で、7日が終業式だった。捜索を見守っていたパートの女性（19）によると、付近は「流れが速く、深いところは足がつかない」という。近くに住む女子高生（17）は「普段は人が泳ぐ場所ではない」と話した。現場は阿武隈川と合流する地点付近。【藤田花】