熱中症による死者相次ぐ…都内では252人搬送、6割が70歳以上

お盆休みが明けた17日、浜松市で国内観測史上の最高気温に並ぶ41・1度を記録するなど、各地で猛烈な暑さとなった。
浜松市では前日の16日にも40・9度に達しており、2日連続の40度超えとなった。気象庁によると、高気圧の影響で中部や近畿地方の上空の空気が暖まり、山を越えてその暖気が浜松方面に流れ込む「フェーン現象」が起きたことなどで、午前中から気温がぐんぐん上昇。JR浜松駅周辺では、強い日差しを遮りながら歩く人たちの姿が見られた。駅付近を通っていた主婦(67)は「太陽が肌に刺すような感じ。歩いているだけで体力を消耗する」と話した。
国内では16日、各地で熱中症による死者や搬送者が相次いだ。愛知県西尾市では、16日午前8時頃、90歳代の男性が自宅のベッドで意識を失っているのを家族が発見し、搬送先の病院で死亡が確認された。浜松市や埼玉県富士見市でも熱中症の疑いがある死者が出た。
東京消防庁によると、東京都内では16日、6~99歳の男女計252人が熱中症で病院に搬送され、このうち70~90歳代の男女7人が重体。搬送者の約6割が70歳以上だった。
気象庁によると、今週いっぱいは北海道を除く広い範囲で最高気温が35度以上の猛暑日が続くとしており、「室内でも夜間でも熱中症を発症する危険がある。十分に対策を取ってほしい」と呼びかけている。