大阪府吹田市にある居酒屋チェーン「八剣伝」の店長と店員の男が今年1月、閉店後の店内で女性客2人を泥酔させて性的暴行を加えた事件で、うち女性1人に対する準強制性交罪に問われた元店長岡本陽介被告(49)に対し、大阪地裁は19日、懲役5年(求刑・懲役6年)の実刑判決を言い渡した。長瀬敬昭裁判長は「被害者の人格を顧みない悪質な犯行」と述べた。
判決などによると、岡本被告は1月13日未明、吹田市の「八剣伝 JR岸辺駅前店」(閉店)で、女性客2人に「店が終わってから一緒に飲もう」などと声をかけて酒を飲ませ、泥酔して抵抗できなくなった1人に性的暴行を加えた。
長瀬裁判長は判決で「性欲に基づく動機に酌むべき事情はない」と指摘した。
岡本被告は事件後に退職した。事件では、もう1人の女性に対する強制性交罪に問われた元店員の太田翔也被告(22)が大阪地裁で公判中。懲役6年を求刑され、24日に判決が言い渡される。