麻薬取締部が「密輸対策課」新設 国際組織の新たな動き警戒

厚生労働省麻薬取締部が今春、東京と大阪に「密輸対策課」を新設した。捜査態勢を強化して税関や警察、海上保安庁との連携を進め、覚醒剤やコカインなどの違法薬物を水際で食い止める狙いだ。新型コロナウイルス禍で一時、密輸の動きは激減したが緊急事態宣言の解除後に再び起こっているといい、国内外の犯罪組織による新たな犯行を警戒している。
麻取部は今年4月、関東信越厚生局麻薬取締部(東京)と近畿厚生局麻薬取締部(大阪)に密輸対策課を設け、水際対策の司令塔となる幹部級の「密輸対策官」を配置。
今後は泳がせ捜査(コントロールド・デリバリー)を駆使して密輸事件を摘発する構えだ。