神奈川県がユーチューバー起用動画で「感染対策取組書」啓発 タイトルで物議も

神奈川県は、新型コロナウイルス対策を実施している飲食店などの事業者に県が書面を発行する「感染防止対策取組書」の登録促進や県民への普及啓発を図るため、若手ユーチューバーを起用した啓発動画を制作した。県の公式ユーチューブチャンネルで配信されている。
動画のタイトルは「神奈川県で彼女?1万円企画して色々満喫してきた」。若手ユーチューバーの「かの/カノックスター」さんと「たすく」さんの2人が横浜中華街の飲食店を巡りながら、店舗の感染防止対策などを約14分間解説する内容になっている。
黒岩祐治知事は26日の定例記者会見で「若い世代の感染者が多く、感染防止対策取組書の認知度を高めていく必要がある」と動画制作の意義を強調した。費用は880万円。「多くの人にみていただいて訴求効果があるかどうか、費用対効果をしっかり見つめていきたい。相当な波及効果があると期待している」と述べた。
会見では「女性が不快感を抱くタイトルではないか」との質問が出たが、黒岩氏は「どうして不快感を思われるのかわからない。問題はない」と応じた。【木下翔太郎】