病気で退陣は戦後6例目…安倍首相「自分自身の健康管理、十分できず反省」

安倍首相は28日の記者会見で、退陣理由について、持病の潰瘍性大腸炎の再発を挙げた。病気が原因で首相が退陣するのは、在任中に病死した大平正芳氏を含め、今回で戦後6例目だ。
安倍首相は第1次内閣の2007年9月、退陣表明した後に入院し、総辞職までの約2週間は臨時代理を置かなかった。後日、持病の潰瘍性大腸炎による体調悪化が理由だったことを明かした。
首相は2度目の退陣表明となった28日の記者会見で、「自分自身の健康管理も首相としての責任だろうと思う。それが十分できなかったという反省はある」とする一方、「(新型コロナウイルスという)まさに見えない敵と悪戦苦闘する中において、全力も尽くさなければいけないという気持ちで仕事をしてきたつもりだ」と無念さをにじませた。
石橋湛山氏は1957年1月に肺炎で倒れ、その後、辞意を表明。64年9月に入院した池田勇人氏は、東京五輪閉会日翌日の10月25日に退陣を表明した。大平氏は80年5月の衆参同日選の最中に入院し、12日後に死去した。2000年には、小渕恵三氏が脳

梗塞
( こうそく ) で入院し、臨時代理の青木幹雄官房長官が総辞職を決めた。