安倍首相辞意に驚き、落胆=政治の安定評価―与党

安倍晋三首相の突然の辞意表明を受け、与党から28日、驚きや落胆の声が相次いだ。歴代最長の政権下、政治に安定を取り戻したとして評価する声も上がった。
自民党の二階俊博幹事長は党本部で記者団に「残念の極みだ。自民党の長い歴史に輝かしい1ページを残された」と強調。公明党の山口那津男代表は国会内で「政権が7年8カ月続いたこと自体が大きな功績だ」と語った。
同時に山口氏は「大変驚いている。断腸の思いだろう」と首相の心中を思いやり、「連立政権の構造は変わらないから、力を合わせて内外の課題に応えていきたい」と表明した。自民党の岸田文雄政調会長も岸田派の緊急会合で「孤独とストレスの中で日本を背負ってこられた」と述べた。
首相が再三要職に就けてきた自民党の稲田朋美幹事長代行は、党本部で記者団に「持病を抱えながら8年近く首相を続けてきたことに敬意と感謝(の思い)だ」と語った。同様に首相に近い世耕弘成参院幹事長は「余力を持ったまま迷惑を掛けないようにと判断された」と指摘。突然の辞任により「政権投げ出し」と批判された第1次政権時の退陣とは異なるとの認識を示した。
[時事通信社]