知人の20代女性を勝手に堕胎、34歳医師起訴…病院内で麻酔薬投与し意識失わせる

妊娠中の知人女性に無断で胎児を堕胎させるなどした事件で、岡山地検は29日、岡山済生会総合病院(岡山市北区)の医師、藤田俊彦容疑者(34)を不同意堕胎致傷罪で起訴した。
起訴状などによると、藤田容疑者は5月17日、妊娠約2か月の20歳代の知人女性に対し、承諾を得ずに同病院内で麻酔薬などを投与して意識を失わせた後、針を腹部に複数回刺し、無水エタノールを注入して胎児を堕胎させた。その際、女性にけがを負わせたとしている。地検は認否を明らかにしていない。