大阪府教育庁は、枚方市にある「大阪
市立
( しりつ ) 高校」の校名を、2022年度の府への移管に合わせて「大阪府立いちりつ高校」に変更する方針を固めた。31日午後の府教育委員会会議で説明する。開校から約80年。「
桜宮
( さくらのみや ) 高」「東高」などほかに20校ある、大阪市立の高校全体を指すとも取られかねない校名が解消される。
現在の校名に準じて「大阪府立高校」や「大阪府立大阪市立高校」とすると混乱を招きかねず、府、市で対応を協議していた。
新校名は、大阪市立高の愛称「いちりつ」にちなんでおり、学校側の意見に基づき決めた。同高が今年度、同窓会員や在校生らに実施したアンケートで、移管後の校名をどうすべきか記してもらったところ、「いちりつ」が最多だったという。
同高には、普通、英語、理数の各科があり約940人が通う。1941年に大阪市立で最初の旧制中「大阪市立中学校」として、同市内で開校。43年に現在地へ移転した。48年の学制改革で複数の市立高が誕生する際などに校名変更の話も出たが、まとまらなかった。
府、市は、広域的な方針で高校を運営できるよう、市立高21校すべてを22年度に府に移管する準備を進めている。