自民党総裁選に出馬する岸田文雄政調会長(63)、石破茂・元幹事長(63)は6日、NHK番組に出演し、地方重視の姿勢を強調した。菅義偉官房長官(71)は台風10号対応のため、番組を欠席した。
岸田氏は、医療や教育のオンライン化で都市と地方の格差を是正する「デジタル田園都市国家構想」を提唱した。「個性豊かな都市を地方に作り、国と地方の役割分担を考えていくべきだ」とも訴えた。
石破氏は地方創生相としての経験を踏まえ、行政の権限や財源について「地方に分散していくことは、東京の負荷を減らしていくことにもなる。地方に多くのものを委ねるべきだ」と語った。
経済政策では、岸田氏が「(新型コロナウイルスの感染拡大で)需要の回復はしばらく厳しい。しっかりと財政・金融支援を行い、生活や事業を守っていかなければならない」と述べた。
石破氏は、内需を中心とした経済を作っていく必要があるとの考えを示し、「低所得の人たちの所得が増えれば、消費が喚起される」と主張した。