「カブトムシ餌代のため」 窃盗容疑で逮捕の男が供述

高齢女性のかばんをひったくったとして、兵庫県警捜査3課は19日、神戸市中央区の無職、中道重実容疑者(53)を窃盗容疑で逮捕し、捜査を終えたと発表した。中央区内で起きたひったくりや万引きなど計7件(被害総額約40万円)に関与した疑いがあり、中道容疑者は「飼っていたカブトムシの餌代のためだった」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は2月16日、神戸市中央区内の路上で、歩いていた80代の女性に近づき、手押し車に置いていた現金1万円入りのかばんをひったくったなどとしている。
県警捜査3課によると、中道容疑者は約5年前から自宅で「ヘラクレスオオカブト」などのカブトムシやクワガタムシなどを飼育。幼虫から育てるなどして、今年4月の逮捕時には計約40匹いた。1匹数万円で取引される種類の虫もあるという。中道容疑者は「独り身で、さみしいので飼っていた。自分よりもカブトムシやクワガタに食べさせたかった」などと話しているという。【黒詰拓也】