【独自】埼玉で特産ナシの窃盗相次ぐ…500個盗まれた農家も

埼玉県北部の神川町で今月、果樹園から特産のナシが盗まれる被害が相次いでいる。約500個(約18万円相当)を盗まれた農家もあり、県警は窃盗事件として捜査を始めた。
同町には約40軒のナシ農家があり、生産量が全国8位(2018年)の埼玉県では有数の産地。町によると、盗難の被害は出荷を控えた今月上旬から報告されるようになり、11日時点で少なくとも4軒で確認されている。
このうち、58歳の男性が営む果樹園では、入り口付近の5本の木になっていた大玉のナシ「新高」のほとんどを盗まれた。9日早朝に被害に気付いたといい、収穫前の約500個がなくなっていた。地元警察署に被害届を出した男性は、「7月の長雨の影響で今年は不作。それでも注文してくれた人たちがいるのに、届けられないのが悲しい」と肩を落とす。
特産品の被害に町も警戒を強めており、11日以降、「監視強化中」と記した貼り紙を各農家に配布している。