福島県は12日、4人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県立医大会津医療センター付属病院(会津若松市)では入院患者らの感染者が累計6人となり、県は県内8例目のクラスター(感染集団)に認定した。同病院は14日から外来診療を原則休止する。
県の発表によると、同病院では新たに入院患者の喜多方市の80歳代男性と、職員でともに同市の40歳代女性2人の計3人の感染が確認された。男性はすでに感染が判明した同市の70歳代男性と同室にいた時期があり、職員2人も病室に出入りしているため、濃厚接触者だった。
県は12日までに、感染者と同じ病棟で接触した可能性のある入院患者や職員ら計37人を検査した。今後も範囲を広げて調査を進める。
県の会見に同席した同病院の大田雅嗣病院長は「感染対策を徹底してきたが、県民の皆様には多大な心配をおかけしたことを申し訳なく思う。一刻も早く事態を収束するよう、最大限の努力をする」と話した。今後の感染拡大を防ぐため、外来や新規の入院患者受け入れを休止する。
このほか、環境省発注の除染作業に従事していた浪江町の50歳代男性も感染し、県内の累計感染者は204人(退院は160人)となった。