総務省は15日、国勢調査の調査員に支給された手提げ袋がフリマアプリ「メルカリ」に出品されたと明らかにした。
同省によると、手提げ袋は「国勢調査エコバッグ」との名称で出品され、表面には「令和2年国勢調査 総務省統計局」と記されていた。価格は1袋1000円に設定されていた。
手提げ袋は、国勢調査の調査書類を各戸に届ける調査員約61万人に1袋ずつ配布された。14日に出品を把握した総務省は「調査員を装った詐欺に使われる恐れもある」としてメルカリ側に売買の中止を求めた。
メルカリによると、手提げ袋は一時売約されたが、その後取り消され、発送されていない。同社は国勢調査の支給品を出品禁止にした。高市総務相は15日の閣議後の記者会見で「極めて残念。調査の安全な実施を損ないかねない」と語った。